中国生活日記

2018年に江蘇省南通市に来た日本人会社員。1年が経過したのをきっかけにブログを始めました。2021年10月から浙江省平湖市に転居。2022年3月に帰国しました。

修復が終わった中国初の民営気象台を見学

今日の南通の日の出時刻は6時43分

朝は曇っていましたが、昼近くには晴れました。

12月4日に軍山(军山)山頂の中国初の民営気象台の

修復が終わって一般公開が始まりました。

8月に行った時には草が生えて荒れ放題でしたが、

あっと言う間に修復が終わりました!

早速行ってみることします。

8月の様子はこちらから⬇️

 

f:id:pijiu:20201206193255j:plain

いまはオフシーズンなので、入場料は20元でした。

f:id:pijiu:20201206193336j:plain

日当たりの良いところは、まだ紅葉が残っていて綺麗です🍁

f:id:pijiu:20201206193711j:plain

開館したばかりなので、お祝いのリボンが飾ってありました。

f:id:pijiu:20201206194100j:plain

すっきりした冬の青空に、白い気象台の建物が映えます!

f:id:pijiu:20201206193955j:plain

入り口には気象台の模型が展示してあります。

1階は1部屋だけですが資料の展示室になってます。

等身大の写真は昔の観測の様子を再現してます。

f:id:pijiu:20201206194309j:plain

設置された当時の資料や、観測記録などを展示。

f:id:pijiu:20201206200239j:plain

こちらは年表です。1916年に創設です。

f:id:pijiu:20201206200541j:plain

1938年(昭和13年)には旧日本軍によって破壊され、記録も消失したとあります....

f:id:pijiu:20201206201331j:plain

建設当時の気象台の図面

f:id:pijiu:20201206201507j:plain

2階のバルコニーからは狼山、長江が一望出来ます。

f:id:pijiu:20201206201632j:plain

気象台には3階もあります。早速登ってみます。

f:id:pijiu:20201206201806j:plain

3階からは3方向が見渡せます。さすがは気象台、眺望が最高です!

f:id:pijiu:20201206201932j:plain

2階バルコニーには、以前使っていたと思われる機器がありました。

f:id:pijiu:20201206202147j:plain

帰りには隣のお寺にも立ち寄りました。参拝客もまばらで静寂に包まれています。

f:id:pijiu:20201206202315j:plain

下山途中の参道にお茶が飲めるお店があります。良い雰囲気🎵

f:id:pijiu:20201206202507j:plain

実は、军山はお茶の産地らしいです。お勧めのメニュー左の军山茶。

f:id:pijiu:20201206203307j:plain

客は私一人でした。中国人は各自で水筒を持って歩くので来ないのかも....

長江や狼山も眺められる、眺望の良いお茶屋さんです。
次回来たときも必ず立ち寄りたいです。

f:id:pijiu:20201206203620j:plain

帰りに少し離れた場所から、気象台を見上げてみました。

この気象台も張謇氏の功績の一つです。

8月に来たときには草が生い茂り、無残な姿でしたが、

こうして修復出来て、後世の人達が張謇氏の偉業に接する

事が出来るのは素晴らしいですね。

張謇氏がこの気象台を創設した時はすでに60歳を越えています。

何歳になっても、新しいことに積極的に取り組む姿勢は

見習いたいものです。

 

⬇️ブログランキング参加中。ぜひワンクリックを。

にほんブログ村 海外生活ブログへ