中国生活日記

2018年に江蘇省南通市に来た日本人会社員。1年が経過したのをきっかけにブログを始めました。2021年10月から浙江省平湖市に転居。2022年3月に帰国しました。

刺繍の博物館「沈绣博物馆」

南大街に近い壕河沿いに刺繍の博物館があります。

行きたいと思った時にコロナの規制が厳しくなり

閉館してましたが、再開したようなので早速

行ってみました。

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南大街の市内バスの48番、301番の始発地点に沈绣博物馆があります。

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こちらから入ります。隣に張謇記念館があります。

隣には張謇記念館があります。以前の紹介はこちらです。


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壕河に出たから右に少し歩くと博物館があります。

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こちらが沈绣博物馆です。

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今日は開館してました。早速中に入ってみましょう。入場料は無料です。

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壕河側に面しているので、なかなか目に留まらない博物館です。

沈绣博物馆は近代の女性刺繍芸術家の

沈寿(1874-1921)を記念するために、

張謇が1914年に創立した南通針仕事伝習所の

旧跡に建てられました。

現在は、沈寿とその弟子の模造刺繍作品が

収蔵されています。

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来館した有名人の写真の隣にプーチン大統領。これは刺繍なんです。

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博物館の展示スペース横長のこの部屋だけです。

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最初は絵画だと思って通過したこの絵画... 良く見たら刺繍でした!

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例えばこの作品。遠くからみると絵画にしか見えませんが...

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近づいて良く見ると、様々な色の糸で構成されてます。

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この作品も鳥だけではなく、漢字や落款印も刺繍です!

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何気なく見過ごしてた、この書も刺繍でした。かすれた部分も忠実に再現。

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小さな博物館でしたが、見事な刺繍を見れて良かったです。

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壕河を挟んで向かい側から見た博物館。気が付かなかったな....。

正直、あまり期待せずに見に行きましたが、

なかなか良かったです。

刺繍作家の沈寿の作品は西太后に気に入られ、

西太后は70歳の誕生会で「寿」の名前を授けました。

それから本名の雲芝から沈寿を改名したそうです。

展示室の全てが刺繍の博物館は珍しいと思います。

1度は訪れてみてはいかがでしょうか。

今日は良い体験が出来ました。

 

 

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