中国生活日記

2018年に江蘇省南通市に来た日本人会社員。1年が経過したのをきっかけにブログを始めました。2021年10月から浙江省平湖市に転居。2022年3月に帰国しました。

市内バス53番の車両が電動化

世界的に脱炭素化に向けて自動車の電動化が加速される

動きがありますが、南通のバスにもその影響を見ることが

出来ます。

先週気が付いたのですが、頻繁に利用する53番の市内バスが

EV車両になりました!

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真新しい53番の車両

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纯电动(純電動=EV)と書いてます。

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まだ広告のラッピングが施されていないボディー。格好いいですね。

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後ろ姿もスッキリしたデザイン

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新しいから当然ですが、室内はきれいです。手すりの位置などにも改善が見られます。

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路線図は液晶モニターで、現在地も表示されます。これは分かりやすくていいですね。

このバスを製造した会社「宇通」に興味がわいたので、

少し調べてみました。

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鄭州宇通客車(ていしゅうユートンきゃくしゃ)は、

単に宇通集団(英語: Yutong Group)とも呼ばれ、中国・河南省

鄭州市管城回族区に本部を持つ、バス製造・販売会社である。

1993年にバスの製造を始め、1997年に上海証券取引所へ上場

している。2009年のバス販売台数は金龍客車の4万6024台に

次ぐ2万8186台で2位....(Wikipediaから)

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中国有数のバス製造会社らしいです。

ホームページでこのバスの仕様を調べてみましょう。

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ホームページに沢山の種類のバスが載ってますが、形状からモデルを特定。たぶんこれ...

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E10にもツーステップと、ノンステップの2種存在。南通のはノンステップ。

電池は中国最大の電池メーカーCATL製です。

容量は255kWhと300kWhの2種類。

日産の代表的なEV、リーフの電池容量が40kWh

(62kWhモデルもあります)なので、

6〜7.5倍の容量(リーフ7.5台分)になります。

南通ではEVの他にも、ハイブリッドバスも沢山走ってます。

日本ではEVバスはほとんど見かけない気がしますね....

使われてる電池メーカーCATLは、実は世界最大の

電池メーカーです。さらに2017年には日本のパナソニック

抜いて電気自動車用の電池メーカーでも世界一となりました。

バスに使えば、乗用車数台分の電池使いますからね....。

市内を走るバスを通して、中国の国家戦略を見る思いがします。

バスけっこう面白い🚌

今後、南通市内のバスをもう少し詳しく調べてみます。

 

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