突然ですが、中国の運転免許を取得しました。
中国はジュネーブ条約に参加しておらず、
日本の国際免許が通用しません。
ちなみにここで言うジュネーブ条約は道路交通に
関するもので、1949年その名の通りジュネーブで
行なわれた国際会議で採択されたもの(1952年より発効)。
日本は1964年からこれに参加、これ以降日本で発行された
国際免許が条約加盟国において使えるようになっています。
なので、中国で車を運転するためには、中国で免許証を
取得する必要があります。
日本で既に免許を持っている場合には、筆記試験だけで
取得可能です。
受験する前に準備しなければならない書類はこちらです⬇️
①パスポート(コピー1部)→現物を当日持参
②日本の運転免許(コピー1部)→現物を当日持参
③居留証(コピー1部)
④臨時住宿登録表(原紙を持参してコピーしてもらいます)
⑤日本の運転免許の翻訳版(コピー1部、翻訳会社の印鑑付き)
⑥25×35mm白い背景の証明写真3枚(会場で撮影可能)
⑦健康(色盲検査)診断書(会場で受診出来ます)
日本の免許証の翻訳はインターネットで見つけた、
こちらに依頼しました。
「北京译传思翻译中心」
日本の免許証の裏表の写真を送って、微信で150元払えば、
後日、翻訳版が送られてきます。他にも翻訳会社はあると
思いますので、探してみてください。
ここまで揃ったら、いよいよ試験に向かいます。
南通ではこちらが会場になります。日本で言うところの
免許センターみたいなもんですかね。
南通车辆管理所(南通市崇川区青年中路169号)
業務時間:8:30~11:30、13:30~17:00(月~土)
視力検査はしてませんが、なぜか数字が入ってます。
たぶん免許取得に必要な最低視力なんだと思います。
でも単位が違う様です。日本ならいくつになるのか....。
これで必要な書類が全て揃いました。早速受け付けします。
まず、受付番号をもらって、順番を待ちます。
持って来た書類を全てチェックされて、問題が無ければ
受験可能となります。
1回の受験費用は30元、1日に2回受験可能です。
午前2回、もしくは午後2回でも構いません。連続で受験可。
受付が済んだらこのような2枚の書類をもらえます。
試験会場にはスマホやカバンなどは持ち込み不可です。
会場に入ってすぐに鍵付きのロッカーがあるので預けます。
先程の2枚の書類と、パスポートだけ持参して会場に入ります。
最初に会場入り口で受付します。先ほどの書類とパスポートを
見せて、言語を選択します。外国語で受験可能なんです!
もちろん日本を選択。
会場にはパテーションで仕切られたテーブルがいくつもあって、
PCとモニターが設置されています。試験はパソコン上で
受験するみたいです。70席ぐらいありました。
受付で指示された席に着くと、モニターには私の名前が
表示してあります。あとはマウスで選択肢をクリックするだけです。
中国はとっても進んでますね!
問題は100問で、90点以上が合格です。
けっこうハードルが高そう....
実は何も勉強せずに受験しました。結果は....
1回目:82点
2回目:80点
やはり日本と異なるルールを勉強しないとダメです....
そこで、いろいろ調べた結果、中国語の練習問題を
日本語に翻訳したPDFを売っているサイトを見つけました。
こちらです⬇️
PDFの問題集が220元で買えます。
ちょっと高いかなと思いましたが、何度も受験するのを
考えると面倒なので購入しちゃいました。
これを一通り勉強して、再度受験に臨んだところ、
95点で合格🎉
やはり事前の勉強は必要ですね😂
合格すると、試験会場で合格したことを証明する書類を
渡されます。これを持って免許発行の為に10元支払い申請。
しばらく待っていると、その場でパウチされた免許を渡されます。
無事に免許が取得出来ました! 6年間有効です。
最後に費用を整理しておきます
問題集:220元
日本の免許翻訳:150元
写真:10元
色盲検査:8元
受験料:90元(30元×3回)
免許発行費:10元
-----------
合計:488元(約8,000円)
思いたってから、約1ヶ月で取得出来ました。
南通市内は地下鉄の工事の影響で、混み合ってて運転無理。
でも、バスが無い観光地にレンタカーを借りて行って
みたいですね。レンタカー屋を検索するアプリもGet済み。
行動範囲が広がりそうで楽しみです🎵
応援のクリックをお願いします。
↓