でも、私にとっては普通の長い休みにしか感じませんが....
コロナの影響で江蘇省外にも出るなと言われているので、
南通で過ごしています。
時間もあるので、興味をもった市内バスの電動化について
さらに調査してみました。以前の紹介はこちらです⬇️
調査の対象は、主城区と呼ばれる中心市街地のみです。
通州区や海門区などは含まれません。
調査方法ですが、バスが集まるターミナルやバス停などで
観察しました。また、可能な限り実際に乗車して車内の
様子なども確認しました。
かなり広範囲に調べましたが、メーカーや車種に漏れが
あるかもしれません。
車両メーカーは5社、車種は11機種あります。
宇通と中通の2社の車種が多く、特に最近目立つ車両は
宇通のE10i(No.2)、中通のN10(No.5)です。
これらは外観のデザインも洗練されていて、街中で見ても
直ぐに分かります。では、一台ずつ見てみましょう。
[No.1]宇通客車 E10
[No.2]宇通客車 E10i
[No.3]宇通客車 E6(旧型)
[No.4]宇通客車 E6
[No.5]中通客車 N10
[No.6]中通客車 LCK6108EVG
[No.7]中通客車 LCK6826EVG
[No.8]中通客車 LCK6850EVG3A11
[No.9]海格客車 A10(KLQ6106GAEVX1)
[No.10]金旅客車 XML6855JEVJ0C5
[No.11]金龍客車 XMQ6112SGBEVM
以下に、車両メーカー別に電池メーカーを整理しました。
日本や韓国の電池メーカーはありませんね。
だと思われます。
尚、メーカーのホームページなどで調べていますが、
内容には間違いがあるかもしれません。
南通市内のバスは5〜6割がEVに置き換わった気がします。
あくまでも主観ですが、ターミナルや大きなバス停で
定点観測し、通過するバスのEV率を平均した数字です。
路線ごとにEV化率は異なりますが、53番、301番は全て
EVに置き換わってます。近い将来、ほぼ100%がEVバスに
置き換わると思われます。
また、これだけの車両の充電施設の整備も着々と進んでいます。
この写真は狼山バスターミナルの充電施設です。最近完成。
民間のバス会社主導では、財政面の負担も大きく、
なかなか導入が進まないように思います。
中国ならではの国策(たぶん)での、EV推進があるからこそ、
地方都市でも積極的なEV導入が可能なんだろうと思いますね。
また、導入が早かった分、バス自体の進化も大きいと感じます。
カーボンニュートラルが叫ばれる昨今、高い完成度のEVバスは、
輸出品目として強い競争力を持つかもしれません。
海外から日本を眺めると、歯がゆい思いがします....。
[車両メーカーのホームページ]
中通客車 http://www.zhongtong.com/
金龙客車 https://www.king-long.com.cn/Index.html
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