中国生活日記

2018年に江蘇省南通市に来た日本人会社員。1年が経過したのをきっかけにブログを始めました。2021年10月から浙江省平湖市に転居。2022年3月に帰国しました。

たぶん日本人が少ない博物館

2/26の上海は朝から快晴

もう厚いダウンは不要の陽気です。

このまま春になって欲しいですね。

ところで、週末に上海で一緒に食事した中国人の友人から

第1回の代表大会は上海だと教えられました。

平湖の隣の嘉兴の南湖の船上で開催されたと聞いたことが

ありましたが、実際はどうなのでしょう。

真相を確かめに9時の開館に合わせて行ってみました。

 

以前行った南湖の様子はこちら⬇️

 

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オシャレな店が立ち並ぶ新天地の隣にあります。

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案内板に従って進みましたが、物々しい警備車両が沢山あることで位置特定。

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池の前のレンガ倉庫の様な建物群が記念館みたいです。

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博物館などと同じで入場者数を制限あり予約が必要。朝早かったのでその場予約完了。

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こちらが記念館です。入館前に健康コード、予約証、検温ありました。

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こちらの建物は中共の歴史を紹介してます。

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中に入ったら結構来館者がいました。ボランティアが展示の説明中。

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近代の欧米列強との関係辺りから展示がスタート。

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いくつかのパートに分けて展示されてます。どの展示も力入ってます。

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たぶん第1回の全国大会の様子を再現したものだと思います。

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参加者の名簿がありました。半数以上が20歳代なのには驚きました。

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一番気になっていた嘉兴との関係はこちらで解決。最終日だけ嘉兴開催だった様です。

6日目の会議がスパイが侵入した為に中止されたと書いてます。

そこで、最終日は南湖の船上で行われたんですね。

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会議が行われた船は「南湖紅船」と呼ばれてます。

当時の政府からの監視を逃れるように混乱の中で

開催されたのが窺えます。

嘉兴で第1回大会が開催されたのは間違いではありませんでした。

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実際に会議が行われた場所もありますが、時間の関係で行けませんでした。

この建物に行けなかったのでWikipediaから抜粋して

紹介します。

 

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中国共産党第一次全国代表大会会址は、中国の上海にある博物館。

この建物は新天地の興業路76号(かつてのフランス租界の Rue Wantz、

望志路106号)にあり、1921年7月23日から中国共産党第一次全国

代表大会が開かれた歴史的な石庫門建築である。

各階1室ずつのこの建物は、大会当時は上海代表の李漢俊とその兄の

自宅であり、階下の応接室に会議用のテーブルを用意して席順を

決めずに代表たちが着席し、活動状況の報告、党綱領の検討、今後の

活動方針について討議した。

新中国設立後の1952年に革命の聖地として記念館に改修され、

1971年に増築されて建築面積900平方メートルとなっている。

当時の会議室の様子を再現しているほか、中国の歴史、上海の歴史、

中国共産党の設立にまつわる出来事に関する展示も行なっている。

Wikipediaより

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周辺や建物、展示には良く整備されていて中共

威信をかけているのが分かります。

中国人の友人から、日本人で訪れる人は少ないと

聞いていましたが、確かに行きにくいかもしれません。

でも、百聞は一見に如かず。自分の目で確認するのは

いかがでしょうか。ある意味勉強になる記念館でした。

 

 

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